なんらか

言語化をしていこうと思います

ねぐらについて

こんばんは。

みなさん、夜は好きですか?私はきらいです。冬は夜が長いので冬もきらいです。

夜のクソポイントとしては、①くらい②さむい③治安がわるい④遅くなると大体店が閉まる⑤遅くなると電車がなくなる⑥ピンサロが高い など多岐にわたるが、それらのクソポイントを大体においてやりすごさせてくれるものが"ねぐら"である。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ね‐ぐら【×塒】

出典:デジタル大辞泉小学館

《「寝座 (ねぐら) 」の意》

1 鳥の寝る所。巣。とや。「塒に帰る烏 (からす) 」

2 人の寝る場所。また、自分の家。「今夜の塒を定める」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ねぐらでググったらこんなのが出てきた。元はと言えば鳥の寝るところを意味しているらしい。常日頃から鳥になりたいと思っている自分にはぴったりの言葉である。

対して、人は基本的に何をねぐらにするか?それはもちろん自宅なのだが、現在の自分は諸々の理由から自宅にあまり帰れない、また極力帰りたくない状況にある(端的に言うと、遠い忙しい気まずいの三拍子揃った状況である)。しかしながら、ねぐらがないと、夜というものが前述のクソポイント達を連れ立って襲いかかってくる。それをなんとか回避するために、いくつかの暫定的なねぐらを今までの人生で利用してきた。今日はそれを大きく分けて7種類紹介していこうと思う。

 

①人の家

【メリット】睡眠に特化した環境

【デメリット】家主感情

初っ端から身も蓋もない。主に大学近所の友人(一人暮らし)の家。家なので、もちろん睡眠は問題なくとれる。さらに、運が良ければ布団もある(ない時は床で寝る)。

問題点としては、高頻度で泊まると流石に嫌な顔をされることであろうか。泊まりにいけるレベルに仲の良いかつ大学至近に住む友人を20人くらい作りそれぞれの家に20日に1回ずつ泊まりにいくというソリューションを昔思いついたが、20人もいなかったので無理であった。

あと、「人」が「パートナー」になればいわゆる同棲だなあということに書きながら気付いた。パートナーがいなすぎて書くまでわからなかった。

 

②ホテル

【メリット】とても睡眠に特化した環境

【デメリット】高い

ビジネスホテル、カプセルホテルなど。睡眠するためにある施設なので、そりゃもう睡眠できる。むしろ寝すぎがこわい。問題点としては、"高い"の一言につきる。というか旅先以外で使ったことがない。さすがにねぐらの一般的な形として入れるべきかと思ったので入れたのみ。

 

③ネカフェ

【メリット】睡眠が割と可能な環境 

【デメリット】退廃感がすごい

一人旅の時はたいていお世話になる。もはやネカフェのある都市を軸に旅程が組まれているまである。実際、1泊1000円ちょいと、それなりに安い。さらに、ネット見放題漫画読み放題な上に酒煙草も(大抵)OKと、自由度が大変高い。しかしこれこそがデメリットでもあり、雰囲気の退廃感がすごいことになっている。明らかに住み着いてる方とかいるし。あと時折押見修造氏の漫画『漂流ネットカフェ』が脳裏を過ぎり恐怖に駆られたりする。

 

④大学

【メリット】無料

【デメリット】きたない

研究室、部室など。 寝ることに特化されているとは言い難いが、椅子や平坦な床ぐらいはあるのでそこで寝ることが可能。問題点としては、汚いことであろう。特に弊大学はゴキブリやネズミは勿論タヌキやハクビシンまで出る都内というイメージとはおよそかけ離れた自然豊かな環境となっている。

 

歌広

【メリット】歌える

【デメリット】うるさい

カラオケ店。自分にとってカラオケ店は基本的に歌広場なので、歌広場と呼ぶ。こちらも1泊1000円ちょいと、ネカフェぐらいの値段。しかし、個室であることと歌えることはネカフェより優れた点と言える。問題点は、うるさいことにつきる。純粋にカラオケオールしに来た酔っ払いも多いので、治安もあまりよくない。以前これをやった際にクッソガタイの良い外国人が泥酔した挙句自分の個室に間違えて入ってきた時は死を覚悟した。逃げ道無いもん。

 

⑥店

【メリット】ごはんがたべられる 

【デメリット】倫理

いよいよ眠れる環境ではなくなってきた。24時間営業またはそれに準ずるファミレス、居酒屋、コンビニなど。流石に寝ようと思って来たことは無いが、友人と来てなんだかんだで夜を越してしまうことが幾度かあるので一応入れた。倫理的に良くないのでよくない。

渋谷の [tabelog:3100993:title] がビールとハイボール100円という価格破壊が行われている上に始発まで営業しているとかいう神店舗なので泥酔した挙句やってしまいがちである。この場を借りてお詫び申し上げます。

 

⑦野宿

【メリット】無料

【デメリット】もはやねぐらではない

無料。発展形として、「終電で寝過ごしてしまった結果終着駅から自宅まで15kmぐらい歩いた結果夜が明けていた」というものがある。なお睡眠はできない。

 

だいたいこんなところだろうか。他に何かいいねぐらがあればコメント欄とかで言ってもらえると幸いです。法に触れる方面はまずいですが尊厳に触れる方面はそれなりに大丈夫かと思います。

 

そんな今日は友人宅に泊まっている。よい友人をもってよかった。

f:id:boh_tomin:20181211235831j:plain

こたつあったかい

 

それでは。